卒業生の声
院生活で磨かれた「伝え方」が、 多国籍の職場で活きる
李詩佳
コカ・コラボトラーズジャパン株式会社
2018年卒業
指導教員:四方田千恵
研究テーマ:
日中「文学場域」に関する比較研究:文学論争および文学賞に注目して
Q1.当領域への進学の経緯
大学4年間の勉強を通してせっかく習得した日本語を使って文学研究したいと思い、日本の大学院に進学することを決意しました。大学を卒業し、院生の入学試験に合格しましたので、翌年の4月に入学しました。
Q2.大学院卒業から、現職までの経緯
就職活動の最初は色んな業界を見回しましたが、たくさんの説明会に参加してみたら、自分が自由度の高い、クリエティブなIT職に就きたいことがだんだん見えてきました。留学生向けの合同説明会にも行き、その時今の会社と出会いました。外国人社員が主催する説明会に参加したのは初めてなので、国籍問わず活躍できる職場だと実感しました。
Q3.院生活が現在にどのように活きているか
大学院生活で一番注力したのは論文発表でした。自分がよくわかっていることをいかに簡潔に、効率的に聞く相手に伝えることがとにかく大変で、たくさん苦労しました。しかし、資料の作り方から話すスピードまで、その時に磨かれた伝え方は現在の仕事においても活用しています。特に今の職場は多国籍的であり、異なる背景を持つ人に対して、より効率的な伝え方が求められています。
Q4.今後の目標
IT知識ゼロで入社しましたが、仕事していく中でプログラミングに対して興味が湧きました。プログラミングをもっと勉強して、興味を仕事にすることが今の目標です。
Q5.後輩へのアドバイス
当コースには異なる分野の先生たちがいます。自分の研究分野にとらわれず、出来るだけたくさんの授業に出て、いろんな先生の話を聞くと、自分の研究にも大きな刺激が与えられます。