卒業生の声
努力の方向性を絶えず考えながら研究を進める
宮田祐太郎
東日本高速道路株式会社社
2023年卒業
指導教員:松本尚之
研究テーマ:
観光と写真の相互関係をめぐる文化人類学的研究

Q1.当領域への進学の経緯
学部3年の段階から大学院への進学を意識し始めました。観光研究を取り組むようになってから、研究の世界の奥深さに惹かれたためです。学部時から人文社会領域の先生方にはお世話になっていたため、当領域が学生の個性や興味を尊重していることや、多様な専門領域を持った教員からアドバイスを受けられるのを知っていたことも、進学の決め手となりました。
Q2.大学院卒業から、現職までの経緯
観光研究を通じて、地域の発展に携わる仕事がしたいと考えるようになりました。その中で高速道路業界の仕事では、高速道路の管理で地域を支えることは勿論、サービスエリアや周遊割引券の企画などを通じて地域振興にも関われることを知り、入社を決意しました。就職活動にあたっては、当領域の教員や、キャリアサポートルームからアドバイスを受けたことも、進路決定への助けとなりました。
Q3.院生活が現在にどのように活きているか
院生活では、「自分なりに正しい方法を探りながら努力する」という考えを身につけました。大学院では、研究へ高いモチベーションを持った同級生に恵まれました。一方でそれは、皆が当たり前に努力するという環境の中、いかに研究成果を出すかという競争の世界でもありました。つまりそこでは、努力の方向性を絶えず考えながら研究を進める必要があったのです。尊敬できる仲間と競い合う環境に身を置けたことは、自分にとって大きな糧となりました。
Q4.今後の目標
高速道路を活かして、地域の発展を生み出すことです。現在の観光振興は鉄道を起点としている地域が多いですが、高速道路を活かせば鉄道のある地域に縛られず、多様な地域が観光の恩恵を享受できる可能性があります。今後は自動運転によってあらゆる人が自動車を利用する時代になると考えられるので、高速道路が地域に与えられる力を大きくすることも今後の目標です。
Q5.後輩へのアドバイス
当領域では、今後の自分の人生について自由に考えることができる時間と、それを後押ししてくれる環境があります。当領域を、自分と向き合いながら同級生からも刺激を受ける、成長の場として是非活かしてください。