GSフォーラム
2023年度は、3月上旬に対面とオンラインのハイブリッド形式で行われました。修士論文の提出を終えた上級生に対して、1年生が質問や相談を投げかけ、それに対して自分の経験をもとに応える形でのセッションが持たれました。教員や4月に入学予定の学生も参加し、活発な議論が展開されました。
当日の座談会での主なトピック
- リサーチクエスチョンの立て方
- 修士論文執筆のスケジュールの組み方
- 就職活動について
- 文献調査、質的調査の手法
- フィールドワークの手法
- メンタル管理での問題
- 調査研究費の取得方法
上級生からの論文執筆のアドバイス
質的調査のコツ
時間が足りなくなるので余裕を持ってしっかりと準備を行う。
量的調査のコツ
何を明らかにしたいのか・述べたいのかを常に意識する、そうしないと情報の羅列になってしまう。
文献探しのコツ
読んだ文献の引用・参考文献を必ずチェックする。
フィールドワークのコツ
予定をしっかりと立てて挑む。調査では笑顔と臨機応変力を忘れずに挑む。
メンタル管理のコツ
執筆作業とリラックスタイムのメリハリをつける。ポモドーロメソッドをする。
下級生の感想
- 改めて先輩方からアドバイスを聞くことで、詳細な意見をもらうことができた。特にメンタルの持ち方や修論を終えての感想は今が1番引き出しやすいものなので、この時期に開催することはいいと思う。
- 先輩方のアドバイスを聞くことが出来たおかげで、M2の生活や就活と論文執筆のバランス感などを具体的に知ることが出来た。
- 座談会形式だったので疑問点を気軽に聞けたり、普段あまり話したことがない方とも話せて良かった。
- 学年や研究室を問わず、幅広いテーマでコミュニケーションをとることができた。